九工大OBのまちづくり日記in飯塚

TVでは、マスコミが東京電力を糾弾したり、被害の悲惨さをドラマティックに伝えたりしているようです。

視聴者は、今回の災害の報道に対して、エンターテイメントを求めているのでしょうか？



そんなにみんなバカじゃない。



有益で、建設的な情報を知りたいはず。

事実を、できるだけ正確に、できるだけ速やかに伝えて欲しいはず。



僕は、



今、どんな「支援」をするべきで、どんな「おせっかい」をするべきでないか。

どんな危機がせまっていて、どんな準備をしておくべきか。



それを、冷静に伝えて欲しい。




マスコミは、「東京電力」という記号として扱い、激しく糾弾しているようですが、

それって、今やるべきことなのだろうか？



仮に、批判が必要だったとして、そんなに興奮している状態で、有意義な

意見交換ができるのだろうか？




東京電力の社員の方のすばらしいプロ意識について書かれたmixi日記が

すごく注目されています。



一人一人に人生があり、家族があり、感情があり、そういう「生身の人間」が、

恐怖や我欲と戦いながらも、誇り高く自分の責任を全うしようとしている姿。


こういう事実も、きちんと報道して欲しい。



批判をするなと言っているのではありません。



ただ、マスコミの方々も、その東電の方のようにとまでは言いませんが、

プロ意識、ジャーナリストとしての誇りを持っているということが、

僕たちに伝わるような報道をして欲しいと思っています。