手紙

濱野彰彦

2010年03月14日 23:44


手紙をいただきました。



今度、卒業していく大学院生S君からの手紙です。


彼が大学3年生の時、僕が開いたインターンシップセミナーに
参加してくれたのが出会ったきっかけでした。


最初に会ったとき、彼はまだ「原石」でした。


それから一緒にイベントを運営したり、インターシップに
来てくれたりしながら、まちづくり活動や学生の活性化に
取り組んできました。


彼は、とても素直で、向上心があり、誠実でした。
そしてなにより、行動する人でした。


ちょっとしたきっかけを見逃さず、チャンスをつかみ、
ご縁を広げていきました。


気が付くと、僕の知らないうちに、地域の方、行政職員の方
留学生、他大学の学生達などなど、沢山の人に囲まれているS君。

 ※彼はある地域イベントで、前首相の麻生太郎代議士とも
  ステージ上で対談しています。


S君のような大学生がいることで、大学と地域がつながっていく
のを見てきました。

こういった大学生の存在は、この飯塚市にとって、すごく貴重です。

卒業後も、彼は、この飯塚を大切に思い続けることでしょう。


彼は、人工衛星がスイング・バイするように、
僕や地域の人達の引力、飯塚の引力を最大限活用して、
加速し、これから、もっと遠くに飛び立とうとしています。



「出会い」から学ぶことを体で身に付け、

自分の磨き方を覚えた彼は今、

「原石」から「宝石」になろうとしています。


正直なところ、年上である僕の方が、彼の姿勢から
学ぶことが多かったと感じています。


これからも、大切な友人であり続けて欲しいと思います。

S君、これからもよろしくお願いします
関連記事