コミュニケーション力

濱野彰彦

2010年03月05日 21:00

さっきまで、九工大のキャリアセンターで残業中だったのですが、
スタッフのSさんから、こんな質問を受けました。

 「濱野さんは、どうやって、そのコミュニケーション力
  を身につけたんですか?」




で、ふと考えたのですが、少なくとも僕は、大学時代は
コミュニケーション能力はそんなに高くありませんでした。


沢山、上手にしゃべれば、会話力・コミュニケーション力
があるのだと勘違いしていましたから。


もし、僕のコミュニケーション能力が高いのだとしたら、
それは社会人になってから身につけたものです。


別の表現をすると、

  受け取る力の重要性を明確に意識し始めた

のが、多分、社会人になってから。


相手が言わんとしていることを、的確にキャッチする。

仕事現場では、1から10まで全てを説明してもらえません。

上司の指示やお客さんからの要望などは、短い言葉や
あいまいな表現で伝えられることがよくあります。


でも、真意を汲み取らなければ、ものごとは進んでいかない。


だから、必死でポイントを掴むことを意識し始めました。


そういう意味では、議事録を取ることは、かなり良い訓練に
なっているように思います。


 ・今の論点はどこか?

 ・この人の言いたいことは、つまり何か?

 ・今、何が決まっていて、何が決まっていないのか?

 ・最も重要な判断基準(軸)は何か?

 ・どんな価値観とどんな価値観がぶつかっているのか?


こう振り返ってみると、ビジネスの上で、コミュニケーション能力
を高めようとすれば、

  論理的思考力、ロジカルシンキングは必須

だと思えてなりません。


長くなりそうなので、一旦終了。
続きは、次の記事に。
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